2017-04-18 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
しかし、自然災害時の特例といたしまして、この要件を緩和いたしまして、被害樹と同一品種への改植、被害を受けた木ごとの改植、そうしたものを可能とするようにいたしたところでございます。 農林水産省としましては、このような支援を通じ、被災されました農林漁業者の方々が希望を持って営農を継続できるよう、なお支援をしっかりしてまいりたいというように思っております。
しかし、自然災害時の特例といたしまして、この要件を緩和いたしまして、被害樹と同一品種への改植、被害を受けた木ごとの改植、そうしたものを可能とするようにいたしたところでございます。 農林水産省としましては、このような支援を通じ、被災されました農林漁業者の方々が希望を持って営農を継続できるよう、なお支援をしっかりしてまいりたいというように思っております。
このために、農林水産省として、この枝折れ等の被害を受けた果樹農家に対して、被害樹の改植、植え替えるということですね、それから、これにより生ずる未収益期間に要する経費についてこれを支援するということで、リンゴ園地の復旧に努めてまいりたいと考えているところでございます。
これに対しまして、私ども農林水産省といたしましては、大きく分けて三つの対策で対応したいと考えておりまして、まず一つは、枝折れ等の被害を受けた果樹農家に対しましては、被害樹の改植や、これにより生じます未収益期間に要する経費に対する支援を行う事業がございますので、これによりリンゴ園の復旧に努めてまいりたいというふうに考えております。
○上野説明員 被害樹園地の復旧の問題につきましては、これまで私どもとすれば、農林漁業金融公庫の資金等制度資金の面で対応するというようなことでやってまいっているわけでございます。
このような今次災害における果樹被害の特徴を踏まえ、今次災害に限る特例措置として、被害樹の改補植に対する助成を、一定の要件を満たすものにつき実施いたしたいと考えております。なお、この場合、補助残につきましては、後述いたします果樹植栽資金の活用を図ってまいりたいと考えております。
御指摘のように、特に著しい被災地域におきましては、落葉あるいは枝梢の枯れ上がりといったほかに、樹全体が枯死するというものもあると見られますけれども、全体的にどの程度樹全体が枯死に至るか、あるいは萌芽によりましてまた再生する樹も相当出るということも過去の災害等の経験に徴しますとございますので、そういった被害樹の萌芽の状況等も十分見きわめる必要があるということで、現在その推移を見守っておるような状況でございます
なお、現時点におきましては、被害樹の萌芽の状況等がなお十分明らかでないということでもございますので、今後ともその推移を見守ってまいりたいと考えておる次第でございます。
○高畑政府委員 今回の寒波によります樹体被害につきましては、先ほども申し上げましたように、全体的に見まして木全体が枯死して改植を要するものがどの程度になるか、まだ的確な見通しはついておらないわけでございますけれども、共同育苗圃の設置につきましては、被害樹体の萌芽の状況も見守りつつ検討してまいりたいと考えております。
その意味で、豪雪対策で森林被害にとられましたように、被害樹の撤去とか回収のための特別な制度も必要ではないか、たとえば長期低利の融資問題などを含めましてそういうものが探求されていいのではないかと思いますが、その辺はどういうふうにお考えになっているでしょう。
あるいはこれの復旧に対応する場合のそのタイミングなり、その判断なり、あるいはその仕組みなり、こうしたものが、実態もまた全く異なっておりますので、全く同様のような措置でということが必ずしも適当かどうかは問題がございますが、いずれにしたしても、果樹の場合につきましては、先ほども申しましたが、何といいましても、現在は技術指導等によりまして被害を最小限にとどめていくのと、もう少し推移を見ませんと、現時点では、被害樹
地域的な被害の状況でございますが、被害の大きい地方は長野県、岐阜県、岩手県でございまして、被害樹種はヒノキが大部分を占めておりまして、次いで杉、松というような順序になっております。特に長野県のカモシカの被害は昭和五十三年度には千四百二十二ヘクタール、全国被害量の約四七%を占めておるのでございます。被害は主として県の南部、中でも伊那谷西部及び木曽谷地域で発生しておる現状でございます。
それから、被害樹種といたしましてはヒノキが圧倒的に多うございまして、一部イチイにつきましては異常と思われるような食害が発生しております。それから造林木以外としましては、リョウブ、ニシキウツギ、ノリウツギ、アオハダといったようなものがよく採食されておるところでございます。
主な発生道府県は北海道、長野、広島、愛媛、高知、熊本等でございまして、それから主な被害樹種は杉、ヒノキ、カラマツ、松というような状態でございます。
それから、被害樹種でございますが、お話にございましたように、ヒノキがほとんどを占めておりまして、国有林、民有林を通じまして八四・四%の比率を占めております。次が杉でございまして、杉が九・八%でございます。 なお、嗜好性から申し上げますと、イチイに対しましては非常に嗜好を示しまして、イチイの造林地がまる坊主になるというような被害が出ておるようでございます。
今後の対策といたしましては、農作物関係では、今次の寒干害による柑橘類等の被害状況にかんがみまして、今後明らかとなる被害樹の萌芽状況——芽の出しぐあいでございますが、萌芽状況等に応じまして技術指導の徹底を図り、必要な場合には苗木の確保等の対策を検討するとともに、寒干害等異常気象に対処する技術開発等の試験研究を一層推進してまいることとしております。
以上のほか、今次の寒干害による柑橘類等の被害状況にかんがみ、今後明らかとなる被害樹の萌芽状況等に応じ、技術指導の徹底を図り、必要な場合には苗木の確保等の対策を検討するとともに、寒干害等異常災害に対応した技術開発等の試験研究を一層推進してまいることといたしております。
茶については、三月十七日全国茶生産県会議を開催し、茶樹の被害状況の把握と、被害拡大防止及び被害樹の樹勢回復のための指導徹底を依頼しました。 野菜についても、被害の大きな県に担当官を派遣して被害の状況を把握するとともに、三月九日に地方農政局野菜担当官会議を開催し、野菜の被害状況を把握し、また、今後における指導につき万全を期すよう指示しました。
では、さらに被害樹園、先ほど言うたような大変悲劇的な樹園にいまなっておるわけでありますが、これに対する技術指導の強化の面についてはどういう考え方に立っておるのか。たとえば、私がいま一番心配しておりますのはことしのブドウでも桃でもありません。ことしの桃、ブドウは、この緊急対策によって何とかなるでしょう。
そこで、本病の防除方法については、これはよく御存じと存じますが、あるいは病患部を治療するとか、あるいは冬季におきまして石灰硫黄合剤を散布しますとか、あるいは春夏季にチオファネートメチル剤を散布しますとか、あるいは耕種的な方法といたしますと、リンゴ樹の傷口の保護でございますとか、被害樹の切除、焼却あるいは皮削り等の完全実施とか、こんないろいろな方法があるわけでございまして、これは防除方法といたしますと
○津川委員 そこで、農林省にも青森県で資料を出してありますので覚えていると思いますが、長野県のリンゴ耕作面積が一万一千百ヘクタール、この中で被害甚大樹と主枝被害樹七百三十八ヘクタール、パーセンテージにすると六・六%、青森県のリンゴ耕作面積が二万五千ヘクタールで、被害甚大樹と主枝被害樹千九百六十九ヘクタール、七・九%になっております。それだけではありません。
○松本(守)政府委員 被害樹種でございますが、ヒノキが四四%、その被害を受けた地域の被害の程度でございます。カラマツが二五%、アカマツが一七%、その他杉、トドマツ等が一四%でございます。
○瀬野委員 それで次に被害樹種だとか被害を受けている森林の樹齢ですね、どういったのに多いか、掌握しておられる点をお伺いしたいと思います。
それから農作物の被害につきましては、いろいろ先ほど申し上げたのでございますが、現在、統計調査事務所を動員いたしまして、農作物被害、樹体損傷まで含めまして調査をいたしております。この集計が大体三月の上旬にできる。これらの被害を合わせまして、財政当局に持ち込んで、所要の措置をそれぞれ講ずる、こううい準備をいたしておるのでございます。
今回のこの異常寒波、雪害による果樹の被害、樹体の被害に対して、農林省はいままでどのような措置を講じておられるか、簡単に御説明いただきたいと思います。